良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

成長投資の罠

〈投資初心者の方向けの記事です〉


【成長する株とは】

グロース株とバリュー株と言う言い方で株を定義しますね。グロース株とは将来性が市場平均よりも高く期待されている銘柄です、例えばオンライン会議銘柄ZoomやフィンテックAFFIRMなどですね。 個別銘柄の代表的な投資尺度であるPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)がものすごく高いものがおおくPER3桁などザラですね。ただ、グロース銘柄の多くは赤字ですのでPER PBRなどは指標として不適切です。



成長投資の罠とは、過去にSP500指数から外されてしまった銘柄を保有して居た方が新規に採用された銘柄のパフォーマンスを上回る事を指しますね。皆がある株の成長に期待しすぎるあまりバリュエーションが本来の価値からはかけ離れ、株価のボラティリティか激しくなり結果的に古くからある実需株に10年単位のパフォーマンスで劣後するのです。



グロース株投資の手法は、値が下がった所を拾うバリュー株投資と違い、値が上がりつつある所を順張りして買いますね。決算での売上(revenue)とEPSが市場予想を上回るのか、何よりガイダンスが良いか、また同業他社より優位かなどですね、そう、グロース株投資はしんどいですね。



AFRM週足です。黄色での順張りで入り売り抜けられれば儲けが出ますが売り時なんて普通分かりません。今はIPO価格を大きく下回る株価で低迷しています。150ドル付近でジャンピングキャッチすれば今や7割減です。BNPLで当時話題となったAFRMの様なテーマ株の怖さです



私は、グロース株への投資もかなり行っていますが何もせず握っていたら半額になることなどザラですので普段の生活に支障の無い範囲としています。ゆったりと投資したいならバリュー株でも良いかもしれませんね、あくまでも目安ですが個別バリュー株式では日本の銘柄ではPER20迄、米国株ではPER30までが投資対象と考えています。