良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

資産の内訳 日本円だけで良いのか


【貯金をしておくことは大切】


給与収入のある皆さんは日本円で貯金されて居る事と思います。また、退職後の方の殆どが日本円でゆうちょ銀行や銀行に貯金される事が殆どではないでしょうか。私自身は貯金が上手とは言えず、此処20年は使うばかりでした。最近では、お金のリテラシーが上がったお陰で、給与の最低10%を前もって別口座に強制的に入金する事にして居ます。このお金は単なる貯金にもなりますし市場が買い時になった場合の投資の種銭とする目的です。勿論、生活防衛費としては月に掛かる生活費の半年分ないし一年分は手を付けないお金として永久に置いておきます。 


投資用資産(食費など生活費を除いた金)の80%は長期投資資産として以下の様な内訳としています。現在の私のポートフォリオは株と不動産にウェイトがかなり多くなっており、コモデティが非常に少ないです。今後インフレに世界が向かう中、インフレヘッジとしてはコモデティと不動産の所有が基本となります。





これら三者の割合が変わればリバランスする。リバランスの仕方は凹んだセクターを買い増すか、値段が上がった分野を一部売却することもあり得ます。



【銀行貯金では増えない貯金】


どこの金融機関も低金利で有るため、お金が増えない事は周知の事実です。現在、ゆうちょ銀行の二年もの定期の利回りは0.002%です。凄く低いですよね。50万円を預けて、2倍の百万円にするまでに3万6000年!かかります。可能な限り全ての日本人は貯金以外の方法でお金を管理すべきです。



写真はトルコリラと円のレートです。年単位で恐怖を感じる程の低下ですね。トルコの方がインタビューに答えて「本当に全財産をアメリカドルにしておいたら良かったと後悔している」と言われているのが印象的でした。しかし、トルコリラに起こった事が日本円に起こらない保証など無いのです。




考えられる投資先の例として、米国の代表的な株価指数であるS&P500に連動する商品への投資がそれに当たります。

SBIバンガード・S&P500の利回りは以下の通りで圧倒的に良いパフォーマンスとなっています。

1ヶ月    2.98%

6ヶ月         22.90%

1年             36.12%

設定以来    58.49%



勿論、いつかは暴落も有ります。しかし、S&P500は二十年投資すれば100%近い確率で資産を増やして来ました。

お互いにコツコツとやっていきましょう。