良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

地主の患者さん


長い付き合いの代々地主の86歳患者さんが居られます。診察の時に御自身の話をされ、土地を少しづつ売却しながらも法人化し大半維持して居られるとの事でした。私も興味深々でお聴きしていました。患者さんは自身で考える事が好きで計算がぴったり合うと嬉しいらしく、これは時期的に所得税納税通知書の内容確認の事と想像しました。




色々なニュースや新聞の記事を夫婦で話合い互いの考えを伝え合う様です。話題は令和4年4月19日の最高裁上告審判決で納税者の主張した路線価による評価が否定され、国税側が勝訴した案件に。これは、納税者が露骨に高齢過ぎたからであろうと言われていました。



忙しい外来で長時間御自身の話をされる為、いささか苦手な方であったのですが、この方も年齢的にも体力的にももう長くは無いと悟られた様子でした。私も無言で受け入れ目で相槌をうちました。患者さんと対話のイメージがぴったり合い嬉しい瞬間でした。ただ、この日も長時間のお話となりました。