母と姉と連れ立って施設に入所している父親の面談に行きました。私の父は脳梗塞を患い、以降は母が自宅で献身的に介護していました。今年からいよいよ活動性が低下して母では支えきれなくなったたため施設に入所しています。母は施設に伴侶を入れてしまったと罪悪感があるようでなんとか連れて帰りたい希望があるのですが叶いそうに有りません。

施設は未だにコロナを引きずっていますのでガラス越し面談です。父は良く母の名を呼ぶ為に顎が外れてしまい、私から母、母から施設の人に顎関節の整復法を伝授しました。今の施設では顎関節を整復して下さいますが以前の施設では毎晩の様に母が呼び出されて救急病院へ連れて行く事になり母が疲れ果てていました。父は食い意地だけはあって声もまともに出ない中、手書きで“寿司”と書いていてウケました。

誰もが歳には勝てません。父がいつまで居てくれるのか分かりませんが許される限りは面談に行き、あとで後悔しないようにしたいです。