良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

コロナ禍引き篭もりの後



私の担当外来で腰・股関・脚・膝の痛みなど不調を感じる患者さん方が増えました。私の外来へは、腰や股関節が痛むので泌尿器科で扱う結石では無いのかと考え受診して来られます。この様な方の殆どで不思議と結石は見つかりませんし、整形外科での受診結果でも疾患は見つかりません。実は多くの場合、自宅で引き篭った期間が余りにも長く筋力低下が起こった事で活動を再開した現在、体重を支え切れておられ無いのです。




人間は手術後の1週間の臥床入院で立てなくなります。その為術後のリハビリは早期介入が当然と考えられています。筋力の低下の進行は急速に起こります。外出制限が数年も続けば下肢体幹の筋力低下は必然で、使うと痛みます。



少しで良いですから、外に出て歩きましょう。慎重な日本政府もオープンエアでのマスク着用は不要と見解を出しています。これから暑い季節ですから水分補給をして日陰を歩行しましょう。