電力と電気代
【スイッチのオンオフ】
街中で「不要な電気を切りましょう」や「こまめなオンオフ」などはよく目にしますね。私自身は親がこまめに電気をオンオフする人で、そうする事が当然と考えていました。
過日に職場の廊下の蛍光灯が一つ置きにしか点灯しない設定となっていて、さらに人感センサーとなったことで違和感を感じました。人が通過するまで真っ暗であり、安全性の面でも良く有りません。
オンオフの理由は電気の節約だそうです。 しかし、冷静になって見ると本当に無駄なのでしょうか
✔️公式 電力[W] =電圧[V]×電流[A]
✔️電力量は「電力×時間」です
✔️電力量の単位としては[J:ジュール]よりも[kWh:キロワット時]が使われます
そこで 10ワット蛍光灯の消費電気代を考えてみます
電力は10ワット×10時間=100Wh 100Wh×1/1000=0.1kWh 0.1kWh×35円=3.5円 …24時間つけ続けた場合でも8.4円です
一方で、電熱線ヒーターがつけっぱなしになっている様を至る所で目にします。消費電力は1100ワットのものです。
1100ワット×10時間=11000Wh 11000Wh×1/1000=11kWh 11kWh×3.5円=385円 …24時間つけ続けた場合924円です
そうです。温度を発生するものは一般的に消費電力が大きいのです。日本の窓の機密性の低さは余り知られていませんが北欧のお宅では窓ガラスは三重になって居ます。日本の二重ガラスの上をいきますね。また、サッシは我が国ではアルミがほとんどですが欧米では熱伝導率が低い木材やプラスチックが使用されます。窓の機密性を上げる事が最も節電になるのでは無いでしょうか。
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