良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

減税と企業誘致


おはよう御座います。今日は米国市場が開きますね。



昨晩母から慌てた様子で電話がありました。「田舎から取り寄せた謄本みたらお爺さんが知らないお婆さんを籍に入れて居たから財産分与ややこしくなるんじゃ無いの」とのこと。母よ、配偶者である母が常に相続人であり、第1順位相続人は子である私と姉だから問題無いんだよ。母はおっちょこちょいですね。



【税率と企業誘致】

他国よりも法人税を低く企業を誘致する国・地域を「タックスヘイブン」と呼びますね。世界には、法人税率5.5%のバルバドス、7.5%のウズベキスタン、8%のトルクメニスタン、9%のハンガリーやモンテネグロなど、法人税10%未満の国も複数存在しています。ただこれらの地域に世界的大企業が行くかと言うと疑問ですね。ビジネスが盛んで無ければ移動する意味が有りません。つまりバランスが大事です。


国際企業のアジア本社はシンガポールやタイに置かれます。昨年末にひっそりと我が国の法人税は4-4.5%の付加税を上乗せすることが決定されました。国際企業は我が国へはもう来なくなるでしょう。一方アイルランドの法人税率は12.5%と低く、アップルやグーグル、メタなど大手を含む多国籍企業の欧州本社誘致に成ています。最近は各国から批判され15%に増税しましたがこれは国際的に見てもまだ有利です。我が国は法人税20%に4.5を足すわけでメリットに欠けてしまいます。



NKCFDはヨコヨコで移動しています。最近、日本の連続増配株に注目しています。一気に買うのか悩むところです。ブラックロックが日本株をアンダーウェートと評価したとの事。金利上昇を受けたものとおもわれます。ただ金利差で業績が上がる収益構造の企業には影響がでませんね。