良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

Z世代の市場を席巻するSHEIN


おはよう御座います。米国市場は下げ続けた一週間でした。個人消費支出PCEは前月より増加。コアPCEは予想を上振れました。インフレ懸念から株安の構図です。ただし、昨日も触れましたがインフレは卸価格が低下してから個人消費価格に反映します。卸価格低下に差し掛かっており実はインフレはピークアウトしている筈と踏んでいます。



【若手世代の人気を席巻するブランド】

中国発アパレルECのSHEIN(シーイン)の名前を聞いたことも無い人が多い筈ですが、Z世代の中高生は殆どが知っているブランドです6年連続なんと100%以上の伸び率を維持。米国、欧州、中東、東南アジアなど海外市場を中心に成長を遂げ、2020年には日本市場上陸を果たしました。人気のコツはインスタグラムやTikTokといった若者が見るSNSに宣伝を集中させているからです。直近の資金調達ラウンドでSHEINの価値は12兆3000億円以上ありZARAとH&Mの時価総額を超えます。勿論、ユニクロの時価総額も大きく超えています。2020年の売上は、前年比308%増加の約1兆3,000億円。この売上規模はユニクロの運営会社であるファーストリテイリングの2020年通期売上の64%、ZARAの親会社Inditexの2020年通期売上の46%にのぼり、この勢いはアパレル業界に衝撃を与えた。私はミーハーですので早速アプリを使っていますが良くあるアリババと変わらない安かろうのイメージですね。ただ、見せ方が上手く出来ています。



世界ではこれから人口が爆発的に増えるZ世代が消費を牽引します。日本ではZ世代が少なく肌では感じませんがこれが世界の現実です。



株式のホルダーとしては辛い相場ですが、この様な時こそとばかり私は早朝からドラベースで色々と高配当米国株を買い増ししました。納得出来る価格まで落ちているからです。ただ全力買いではありません。最大で高値から4割落ちの価格まで傾斜を掛けた指値もしています。今後、米国がリセッションに入れば来年などは円高に振れてもおかしくない筈ですのでそうなれば円建てで積立購入すれば良いと思っています。