珈琲は無罪です
私の先輩に当たる方が患者さんに「コーヒーを飲んで無いでしょうか?コーヒーは黒くて目に見えない悪いものが沢山入ってるんです。飲んだらいけません」…と力説されていて笑い転げそうになりました。
コーヒーの黒色は豆を煎った色で悪性物質などでは有りません。コーヒーが全て病気の原因で有れば濃い目のコーヒーを好むイタリア人よりも、薄く煮出したアメリカンコーヒーを飲むアメリカ人に疾病がへる筈ですが、その様な事実は有りません。
仕事場から徒歩で行ける範囲で格別に美味しいコーヒー店が有り時々伺います。齢は古希を迎えられたマスターの淹れて下さるマンデリンは香り高く芳ばしく癖になります。また、必ず毎回違う柄のボーンチャイナの美しい器で出してくださります。店内にはマスター手製のオーナメントが多く置いてあり素晴らしいです。サービスの割にあまりにも値段が安いので此方が心配になります。ひょっとしてこのマスター様は既にリタイア後の資産家で節税の目的と人とのコミュニケーション目的でお店を出して居られるのではと邪推しています。しかしお聞きするのは失礼ですので少しづつお話ししながら仲良くなるつもりです。
此方は実際に出して下さった器です 英国のエインズレイAynsley bone china です
行儀悪いですが器の裏面です。恐らく一万円程の品ですね、コーヒーはこの5、6%の価格です
写真は他の方が撮られた店内写真を拝借しました。壁のオーナメントは手作りです。海岸でガラスなどを取って来られるようです。
ちなみに、エインズレイの様なティーカップの中には、カップの内側に柄があるものがあります。イギリスのブランドで多いようです。内側の柄は、飲み物を注ぐ量の目印にもなり柄に届くくらいに注いで有ると飲み進めながら絵柄も楽しめます。昔、お茶好きの旧知の学友にティーカップを痛めない為にストレートティーでは無くミルクを入れるのだと聞き感心した事を思い出しました。
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