良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

朝の布団が寒く感じる訳


【朝の布団やベッドは寒く感じる】

私は子供の頃は布団でしたが、仕事をしてからはベッドの生活になりました。布団の頃は母が暑い掛け布団を用意していて感じませんでしたが、最近冬物の寝具でも朝は寒く感じます。



これには理由が有ります。われわれの身体は寝入りばなは体温が高く、就眠中にどんどん体温が下がっていくのです。朝は低体温の状態にありますので寒く感じる訳です。



体温のなかでも特に深部体温の下降が、入眠や入眠直後の深い睡眠を促すことが知られています。入浴後は一時的に深部体温が上昇するのですが、その後大きく下降しますから、このタイミングで床に就くとよい睡眠を得られるわけです。



テルモの深部体温研究所のホームページの図です。理想的には下がり切った体温が上がりつつ中起床することが見て取れますね。運動で代謝を上げる事、入眠前の入浴が有効です。