良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

電話での有料インタビュー

【専門分野インタビュー】

私の専門分野の疾患に関する調査と称して欧米やアジア全域の調査会社に所属する担当者から連絡がままあります。有料の調査を1時間枠とり、質問をしたいと言って来られます。アプローチの方法はSNSのLinkedIn や電子メール経由が殆どです。




質問の内容は、私が特定の疾患を一月に何例診察するのか、治療はどの様なプロセスで行うのかなど日常の実診療の様子を非常に細かく聞いて来られます。裏に居る依頼主は大規模な製薬会社ですがベールに隠されていて表に出ません。私に連絡をしてくる主体は製薬会社から依頼を受けた海外の調査会社です。担当者の国籍は様々でインド系、イスラム系、アジア系、ヨーロッパ系などです。彼等とは英語でインタビューする事になります。時給は数万円となりますので世間の常識では良いバイトかも知れないですね。ただ、私の場合には相手に怪しさを感じる場合も少なくなく無視する事がおおいです。また、インタビュー自体に頭を使う内容が多く疲弊しますので案外、割に合わないと感じています。



久しぶりに日本人の担当者からインタビュー依頼があり同胞への応援のつもりでお受けする事にしました。1時間のインタビューに先んじた日取りで10分程度の電話で確認したい事があるとのことでした。私は見ず知らずの相手に個人携帯番号を伝える事に抵抗がありzoomでの会議を提案しました。しかしながら、この担当者は時間決めに慣れておられ無いのか、10分の話し合いを2日間セッティング出来ませんでした。しかし事情を聴くとベトナムの自宅が停電でwifiが使用出来ないとの事。そして、やっとzoomが繋がったのですが、この会社はイギリスの調査開始から依頼を受けて医師インタビューをとりつぐだけの知見提供会社と判明しました。私の履歴の確認と現状の患者数に加えて私の英語力の確認後にイギリスの調査会社がインタビューをするかどうか判定するとの事です。



この様なイメージです

製薬企業 → イギリスの調査会社 → ベトナムの医師リクルート → わたし



後日にある筈の1時間のインタビューが思いやられます。