良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

父親名義 銀行口座手続き


年老いた父は体調が悪く、つい最近まで長年に渡り母が10年以上老老介護で頑張ってくれていましたが現在は施設に入所しています




父名義の銀行口座が地方信用金庫、都銀、ゆうちょ銀行と複数に渡りバラバラでしたので代理人である母に一つに纏める様に進言しました。特に地方信金に定期があるらしく普通預金口座へ移す事を勧めました。ところが地方信金の担当者が代理人である母に「電話口で本人の許可が必要」と言って何度も断って居たと言うでは有りませんか。直ぐに単純手続きで“個別相談”はせずに代理人である母に定期から普通に機械的に移す様にして貰ったところ問題なく移せました。定期を解約されたく無い担当者の単なるエゴですね。こう言った事は良くあります。



残念ながら本来貯金が沢山あるはずの父は介護費用に多くのお金を使ったため1000万程しか残りがない様です。銀行の窓口の人からも〇〇さんは不動産がある割にはキャッシュが少ないですねと言われた様です。金持ちビンボーですね。



父は不動産収入がある為に後期高齢者医療制度は3割負担ですので介護費用が驚く程掛かります。入所すると月に30万円以上の自己負担が請求されます。更にオムツ代などは別で掛かります。勿論年金では賄い切れず持ち出しです。父に掛かる介護費用を傍らで見ていて歳を取ってからの収入増は意味がないと感じる様になりました。雑収入扱いの年金に加えて総合課税収入は累進課税された上に健康保険(後期高齢者保険)の自己負担率が上がりますので手残りは無くなります。私が今後資産の対策として不動産購入は個人では無く法人で購入する、個人名義では分離課税対象だけを増やすと決断した理由です。