良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

投資用不動産の借り入れ金利


【投資用ローンの金利は高くなりがち】


皆様は居住用不動産のローンを今では0.45%と低い金利で借りられる事が普通とお考えかもしれません。しかし5年前は0.9%程度でした。そうです、金利は益々低下しています。その一方で5年前でも投資用不動産の借り入れ金利は2倍以上ありました。 




私は5年前に節税目的の区分不動産を購入しました。その際に、業者側の取引のある、とある金融機関Xから変動金利で2.3%の条件で借り入れを行いました。当時は知識が無く交渉の仕方も分からない状態で始めました。



それから半年後に追加の区分マンションを別業者から購入する事になりました。この頃には多くの物件情報にほぼ毎日目を通して居たので、少なくとも市場の価格はほぼ頭に入っていました。年末にとびきり安い物件が出た際に電話して買付を入れた際に、この業者からローンの借り換えを提案されました。中国地方の地銀Aです。ところが、既に複数の物件を所有しているだけで、この他方銀行からは審査が通らずに諦めかけたところで別の地銀Bの話を持ち込まれました。B行は、あとでわかったのですが不動産融資に積極的に取り組み出したところであったらしく運が良かったものと思います。



さらに良かった事に、B行は私自身を審査後に、元々のX行からの不動産融資を含めて、すべてより低い金利で引き受けたいと申し出がありました。当時は1.5%で交渉を進めて居ましたが、仲介してくださった二つ目の業者の担当者のお陰もあり1.25%の事業用ローンを組む事が出来ました。但し、事業用ローンですので団体信用保険には加入出来ません。



問題はX行の繰り上げ返済違約金でした。なんと借り入れの1.5%掛かるのです。五千万なら75万円です。借り換えでこんな金まで払うのか…と嫌になりました。まさにX行のボロ儲けです。但し、それでも2.3%から1.25%への借り入れ金利の低下は有利ですのでB行での借り替えを決めました。因みにB行の繰り上げ返済違約金は一万円以下です。



今では、仲介して下さった担当者は現場担当の課長から5年で役員に昇進されたと聞きました。ちなみに、この業者の方自身が不動産事業をされて居たと知り、節税の仕方を根掘り葉掘り聞いたものです。この方には借り換えでも節税の知識でも随分とお世話になりました。僅か5年前ですがYouTubeでも今程は情報が無かった事もあり、会話を通しての知識は貴重でした。やはり、自身で不動産事業をされている人の意見は価値が有りますね。