良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

確定給付企業年金の金利が低下




最近の記事で日銀指値オペについて触れました。円貯金の金利が長期で低く押さえられる事が決定的となったものですね



 4/5のニュースで日本生命が企業から預かる団体年金保険のうち確定給付企業年金の予定利率を来年4月に現在の年1.25%から0.50%に引き下げると発売されました。既に金融庁には届出すみで恐らくこのままの内容で認められるでしょう。日銀指値オペで未来永劫低金利の円安が確定し、ニツセイも今迄の金利では支えきれないのです。



5.5万円を毎月積立すれば1.25%の利率で15年間複利運用すれば税引後778,394円利益が乗ります。ところが0.5%に利回りが落ちれば税引後302,895円が利息分となり47万円も貰えるお金が減ります。これではソニー銀行のドル2年物利率1.5%に外貨預金した方が余程良いですね。



 企業が従業員に提供し将来の給付額を約束して企業側が運用の責任を持つ確定給付企業年金の利回りが下がるのです。採用企業は約1万2000社で、日本生命は約5200社と契約しています。会社員には重要なニュースですね。