【人生色々】

懐かしい歌の歌詞ですね。

以前に所有不動産の賃借人募集を依頼していた仲介業者の専任仲介契約を解いた際に新たに賃借人募集をかけようと自身でマイソクを自作し回った事が有ります。この時にお会いした業者さん達を見て、人生色々、業者さんも色々だなぁと思いました。やっぱり、不動産は飽きません。

A社　…  フランチャイズ店。路面では無く階段だけで上がれる2階にあり、2人いる男性のみのスタッフ体制。ネクタイにカーディガンのいでたち。真面目そうな男性が対応。応対は普通通りで丁寧。専任では無く一般でとお伝えしたところ冷ややかなツンデレ対応に。ツンデレカーディガンに「これどうぞ」とマイソク手渡し。

B社　…  フランチャイズ店。目立つ駅近で角地。商店街の入り口で路面と最高の立地。男性2人で先輩は茶髪で色黒、ノータイ、ファイテンのゴルフネックレス、シルバーブレス、ビトンのバックル。後輩はシャイニーグレーのスーツにシャイニーグレーのネクタイ、ツーブロックヘア。

ファイテン先輩の指導のもとツーブロックシャイニー君が話を聞いてくれました。専任以外は話出来ませんね、悪いですがとの事。「いやいや、そう言わずにこれどうぞ」とマイソクを手渡し。

C社　… 大型の有名店。場所は2階であるものの駅近の目立つビル。受付は見なりの良い女性が沢山と一部男性。全員紺色スーツ。空室である事に同情してくれ是非一般でも募集を掛けますと。

D社　…  路面店で間口は大きいものの奥行きは1メートルの極小店舗。スリーピースのホワイトスーツにグレーシャツに白いネクタイ。過去の客付けのエピソードを話してくれた。マイソク手渡しして店の外に。

E社　…  路面店で最寄り駅からやや遠い場所。ここは昔から不動産仲介をされている様でした。ファミリー向けの物件が得意、理由は単身はトラブルが多くなるのでとの事。最近は、大手のデベロッパーが後先考えずに新築を立てまくるのでこれからがオーナーにとって過当競争となるかもしれない。オーナー自身も最近は不動産は事業であることを分かって居ない人がおおく契約後に賃料を上げる様に言ってきたりする人までいる。先代から不動産を譲られた子供さんは大概挨拶も無しに売却してしまうので寂しいもんです、等々。話は此方が最も興味深かったですね。此方の方は誠実であったのですが私の所有物件からやや遠く今回はご挨拶のみに。

結果、連絡が来たのはC社だけでした。直接オーナーが不動産の賃借人仲介業者を回る事などあまり無い筈ですが実際に顔を見るとポータルサイトだけでは分からない事が透けて見えます。

そもそも専任を解く事にした業者は私と食事に行く仲でした。この業者さんは仲介専門業者では無く売買特化型で仲介は付属的な業務で空室が半年続いたので専任を解いたわけです。自分の今迄の経験だけですが一月超えて募集が埋まらない場合にはそのままにしない方がいいのかも知れません。