良くなるカラダ

診察の場では患者さんに伝えにくい事をお話しします 専門家としてのつぶやきに加えて趣味の株式投資と大好きな不動産投資や節税策などについても積極的に発言します

テレビアンテナの修理

所有する築古アパートの住人の方からデジタル放送のテレビが映らなくなった。NHKだけは映っているとの連絡がありました。直ぐに対応する為、職人さんに現地調査を依頼しました。アンテナは建物の屋根上に設置しますので自身では行う事は出来ず外注します。また、別件で部屋床が平行では無いしギシギシして居る?と此方は急を要する可能性のある申し出があり同時に調査して貰いました。



優先順位の高い問題の床は平らで何ら歪みは無いとの事で一安心、また軋み音は住人の方が敷物を何重にも敷いて居る為に湿気でコンパネに微弱な歪みが出たものと思われるだけで何度も確認したものの床が抜ける様な事は絶対に無いとの職人さんのコメントを貰えました。そもそも2階の床下は10cmしか無く墜落したくても出来ませんよ、あり得ないですがとの事です。軋み音もよく聴かないと分からない程度で職人さんの家でもこれより音がする場所が4箇所は有るよと笑っておられました。



屋根のUHFアンテナは近畿など地方局用とNHKなど主要局用で2本あるらしく現地にも2本ある様です。これは1本のアンテナで主要局・地方局、2つを受信することが難しい場合に行う工事です。2つのアンテナの電波を一つにまとめてくれるUU混合機はどうやら2階室内に引き込んでありそこから各部屋に導線してある様ですね。



八木式UHFアンテナです


最近はパネルタイプのデザインアンテナや、より受信力のあるユニコーンタイプも有ります




建物東に隣接する木造倉庫を新たに青いガルバリウム鋼板で覆った様で、これが今回のアンテナ受信障害の原因でしょうとの事です。西端にアンテナを移動させてあるらしいです。1.5mにまでアンテナ高を上げる継ぎ足しを購入してUHFアンテナを伸ばせば映るようになるとの事でした。現存のUHFアンテナは2019年に付けた新しいものですので再利用します。実際周辺の家も2m程度にアンテナを伸ばしている様です。



UHFアンテナは地デジ放送を受信する為のアンテナです。魚の骨の様な見かけです。アナログ放送時代に似た見かけのアンテナがありましたがこちらはVHFアンテナと言いUHFアンテナより大きく重いのが特徴です。今回の現場では古いアナログの導線は切断して放置してあったとの事でした。現在地上デジタル放送を受信する為に必要なUHFアンテナは軽量で強風や雪などの影響をほぼ受けなく設置する事が可能になっています。 地上デジタル放送の電波を受信する際、アンテナの素子数(素子とは魚の骨の如く見える棒の本数)が少ないほど利得が小さく近距離受信に向いており、逆にアンテナの素子数が多いほど利得が大きく遠距離受信に向いているとされています。一般的に地上デジタルの放送受信には中距離受信用(14 から 20素子程度が一般的で、電界強度が非常に強い場合はそれより少ないアンテナの素子数のものを用いる場合もある)のアンテナを使う様です。 デジタル放送は地上3〜10m程度の高さで受信、受信電波レベルが低いの場合は遠距離受信用(20 から30素子)を用いる様です。