コロナウィルスは来年には季節性の風邪に?
医学部では免疫学の授業があり集団免疫について学びます。ここでは、病原体が集団感染を経て共存して行く過程を学びます。先日ワクチン開発にも関わった学者の意見としてコロナウィルスの集団免疫について触れられました。2年近く前の、コロナウィルスの話題が出だした2019年末には、私の医者仲間達も集団免疫について触れていましたが、ここまで世界的に広がる事をはっきり予想した医師仲間はおりませんでした。
●集団免疫について
ワクチンなどがなくても一定割合以上の人が感染後に自身で免疫を持つ様になれば感染患者が出ても感染に争うことご可能となるので、他の人に感染しにくくなることは一般的に知られています。
ウイルスが免疫を持たない集団に感染すると、誰もがウイルスに争えず、一気に流行します。しかし、あるウイルスに対して一定割合以上の人が免疫を持つようになれば他の人に感染しにくくなることで、感染症が流行しなります。この状態を集団免疫と言うのです。
●コロナウィルスは?
イギリスのオックスフォード大学デーム・サラ・ギルバート教授は今年の9月22日に開かれた講演の中で、ウイルスは免疫が高まった集団に広がると、時間とともに毒性が弱まる傾向にあるのでウイルスは行き場が少なくなるため、新型コロナウイルスが致死的となる変異株になり新型ウイルスの症状は今後は軽くなっていき、最終的には風邪の一原因として落ち着いて行くと説明しています。
ここにテレグラフの記事リンクを貼って置きます
ちなみに、コロナのワクチンは世界保険機構が認知している大手だけでもこれだけあり多数の国で使用されています。
ドイツバイオンテック・ファイザーmRNA 100カ国
米国モデルナmRNA 72カ国
ジョンソン&ジョンソン 66カ国
英ゼネカ 122カ国
インド セラムインスティチュート 45カ国
中国シノファーム64カ国
中国シノバツク40カ国
これ以外にロシアもスプートニクという名前のワクチンをかなり早期に作成し国内使用しています。
ワクチンは多すぎると言うことなど無く、世界に行き渡らせるには分散した生産拠点が必要ですのでこれだけあっても何ら問題無いのです。
40年前に兵庫県神戸市須磨区にある厄除けで有名な多井畑厄除八幡宮へ参拝に伺ったあとに門前のうどん屋に寄ったのですが此処で厄除けうどんを頼み、父は嬉々として食して居ましたが、中居のおばさんがうどん鉢の中にがっつり指を入れてダシに指が浸った状態で給仕されたのを目にした私は、どうしても食べられなかった事を思い出します。もう、あのうどん屋さんにはあったとしてももう寄らないと思いますが世界の感染鎮静化を祈念して、厄除けには伺おうかと考えています。
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